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フエルサブルータWA! で常識越えのエンターテインメントを体感!

南米アルゼンチン発で世界30カ国・60都市以上で、500万人以上を動員している体感型のエンターテイメント、「フエルサブルータ」。
新たに送るのは、日本にインスパイアされたという最新作。2014年の来日公演から3年を経て、今年は8月、品川プリンスホテル・ステラボールで幕を開けた。その名も、「フエルサブルータWA!」
構想10年のアルゼンチンと日本の共同制作の意欲作! ライブでもなく、演劇でもなく、ミュージカルでもない。ジャンルレスな究極体験がそこにはあった。



侍、忍者、歌舞伎、芸者。着物に祭りに大鎧。日本に伝わる伝統や文化がそのまま盛り込まれた美術。和太鼓や尺八の和楽器でダイナミックな音響。
幕開けと同時に、それらは突如として現れる。



感覚で体感するものが故に、その魅力を言葉にすること自体がなかなか難しい。そして、“体感こそが全て”なエンターテイメントだけに、いろいろと言葉を選んでしまうが、あえているなら“縦横無尽”という言葉がしっくりくる。 上下左右の概念がまるっと覆る、あっという間の規格外・予想外の70分!



フエルサブルータには、明確なストーリーもなければ、ルールもない。
その分、見え方や感じ方は人それぞれだ。
映像では織り成すことができない、生身の人間の身体性と、最新のテクノロジーによって実現した究極の美術と装置。
それらすべてが“超現実”として目の前で展開されていく。



煙は横に流れ、人は壁を歩く。
そして、縦横無尽に空中を飛び回り、私たちの頭上で水中を遊泳する。
常識は、あれよあれよと覆される。



四方八方から猛スピードに展開されるアクション。
スタッフさんが観客に分け入って、瞬間瞬間の体感すべきところに誘導してくれるのも、魅力的。パフォーマーと観客の距離の近さも相まって、いつの間にかパフォーマーの輪に入り込んでいるような感覚になる。





侍と忍者が織り成すワイヤーアクションに、幻想的で序詩的な芸者の無重力パフォーマンス。時に力強く、時に艶やかに。
日本人の所作や日本古来の味わいを彷彿させる、情緒を持った数々の演出。
その独特の美しさも見どころの一つ。





そして、最後に触れておきたいのが、目玉パフォーマンスと言っても過言ではない、POOL on the Head!!! 生まれてこのかた、頭の上にプールがあるなんていう経験をしたことがあろうか!
パフォーマーたちが泳ぎ、飛び、弾き、跳ねる。身体の動きとそれに伴って拡がる波紋が1つのステージとして確立されていた。





このエンターテイメントを表現するも、言葉にも静止画にも、強いては動画にすら限界があるものだと痛感するのが本当のところ。
行ってみなくちゃわからない、体感してなんぼの「フエルサブルータWA!」。12月10日まで品川プリンスホテル・ステラボールにて絶賛開幕中です。

Photo:Keiko Tanabe / Kyoka Uemizo
Edit:Namiko Azuma
Text:Miiki Sugita

 

INFORMATION

フエルサブルータWA!
http://fbw.jp/