Diary EN

TOKYO CAFE PATROL #7 Cafe 香咲 - 流行の発信地、表参道で出合った昔と変わらぬホットケーキ


東京で多くのファンを抱える、こだわりのカフェを紹介するTOKYO CAFE PATROL。今回は、次々と新しいムーブメントが生まれる表参道に、いつまでも変わらない味を親子二代で提供してくれる老舗が登場。

■手作りの温かさが心地いい
 


入口を飾る看板は、デコラティブペインターをしていたマスターのご主人が描いたもの。写真ではなくイラストで描くことで温かみのある雰囲気を演出。店名の由来は、みんなが寄り添えるような傘という意味とスペイン語で家を意味するcasaのダブルミーニング。それに香りよい珈琲をイメージした香咲の漢字をあてたもの。



窓のステンドグラスもご主人に寄るもの。アクリル板に古いテクスチャーの画材を使って、ガラスそっくりに仕上げた力作。カラフルな色使いは、グリーンで囲まれたお店を華やかにしてくれる。



メニューに描かれたイラストも味わい深く、ほっこりとした気分になれる心くすぐるものばかり。



レトロテイスト満点のウッド家具で統一された店内は、テーブル席だけなくカウンターもご用意。年代物の風合いが落ち着いた気分を高めてくれて、一人でゆっくりコーヒーを味わいたい時には是非利用したい。

■ファンに愛され続け、当時と変わらぬ味を今に伝える
 


元々はまかないとして食べていたものを、お客さんたちから要望により20年ほど前からメニューに仲間入りしたホットケーキ(税込750円)。サクっとした表面の食感とふっくらとした生地のコントラストが絶妙。パンケーキとは違う、懐かしさあふれるホットケーキはメープルシロップとの相性もバツグン。



甘さの中にカラメルのほろ苦さを感じられるカスタードプリング(税込550円)。初代マスターはフランス菓子の勉強を積んでおり、メニューひとつひとつに高いこだわりが感じられる。豆本来の香りと甘みを活かした、エスプレッソのような深いコクが味わえる香咲ブランド(税込660円)ともよく合う。



秋冬の新メニュー、カフェモカ オランジェ(税込810円)。香咲ブレンドのコーヒーとペック社のココアをブレンド。アクセントに添えられた自家製オレンジピールで、甘く薫り高いカフェモカをすっきりと飲みやすく。



こちらは秋冬限定のスイーツ、焼きリンゴ。新鮮なりんごをオーブンで3時間ほど焼き、余熱で一晩じっくり寝かせることでジャムのようなとろとろの食感を実現。夕方には無くなることが多いので、早めの時間に足を運ぼう。

創業から32年。常連客に愛された喫茶店は、変わらぬ良さと新しいチャレンジ精神のバランスが気持よく、ゆったりとした贅沢な時間を過ごせる。表参道ということを忘れてしまう、タイムカプセルのような喫茶店は秋にぴったり。

 

INFORMATION

 

Cafe 香咲

Address:東京都渋谷区神宮前3-41-1
Tel:03-3478-4281
Hours:9:00〜20:30 ※L.O.20:00(土曜、日曜、祝日11:30〜18:00※L.O.17:30)
Holiday:月曜日(祝日の場合、営業)